簿記初心者がまず理解すべき3つのポイント

財務諸表の役割を理解する

簿記の初心者が初めて勉強してまずつまづくのが、初めて聞く用語が多いことです。その中でも、貸借対照表と損益計算書の意味が理解できていないケースが少なくありません。その違いのイメージを簡単に示します。貸借対照表というのは、その一決算時点のストックの状態です。その時点でどれだけ資産があり負債があり純資産があるのか、ということが分かる表です。損益計算書は、一定期間のフローがどうだったかを見る表です。つまり、前期の貸借対照表の状態から、今期の貸借対照表まで、どんなお金の移動があってそうなったのかが分かる指標と言えます。簡単なイメージだとこのような違いがあります。

勘定科目って何?最初は誰もわからない。

簿記の作業でまず最初のステップになるのが、仕分けです。仕分けをするためには、数ある勘定科目が、借方なのか貸方なのか、収入なのか負債なのかなど、最初に覚えなければならないことがたくさんあります。これを覚えなければ次の転記に進めませんから、とにかく覚えるしかありません。ただ暗記をしようとすると辛くなってしまうので、言葉の意味を理解することを心がけましょう。例題に出てくる金額と照らし合わせて、イメージすると、ただの単純作業ではなくなるので、暗記の継続的にできるようになります。

転記の流れを把握する

最後のステップは転記の流れを理解することです。仕訳帳ができたら総勘定元帳や補助簿、試算表、そして最後に貸借対照表と損益計算書です。なんでこんなにたくさんの種類を書かなければいけないのと最初は思うかもしれません。しかし、簿記は一朝一夕では理解するのは難しいものです。練習を繰り返して、数字がぴったり合う感覚を身につけていきましょう。一つ一つの作業に役割があるということが分かってくれば、初めての試験の合格も近づいていることでしょう。

3級は独学でもなんとかなりますが、2級からは専門知識が増えてきます。挫折しないためにも、簿記の講座を受講することをおすすめします。わからないことをすぐに聞ける先生がいるというのは、心強いものです。

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